本日はMeraki MXにThousandEyesのEnterprise Agentをインストールし計測したテスト結果を表させるところまでをまとめたいと思います。
この検証においては、Meraki MX Advanced Security LicenseおよびThousandEyesのLicenseが必要となります。
Meraki OrganizatoinとThousandEyesの連携設定
「インサイト > 設定 > アプリケーション監視(ThousandEyes)」へ移動します。
はじめてThousandEyes連携のセットアップを行う場合にはセットアップウィザードが表示されますので、「はじめる」をクリックします。

ThousandEyesのアカウントを持っていない場合は「新規アカウント作成」を選択しますが、今回は既に作成しているAccountを使用しますので「Authenticate」を選択します。

ポップアップでThousandEyesへの認証画面が表示されます。
ThousandEyesのユーザID、パスワードを入力します。
ブラウザの設定によってはポップアップはブロックされることもあると思うので注意してください。


ThousandEyesアカウントと連携されたことが確認できます。

これだけで連携設定は完了です。
ThousandEyesテストの作成
次にThousandEyesのテストの作成を行います。
今回はOffice365のテスト設定を行ってみます。

テストの対象となるEnterprise Agentの選択をします。
Meraki Dashboard上の設定としては、Meraki MX内にインストールされるEnterprise Agentのみが表示されます。

「Start Monitoring」でテスト設定が完了です。
このタイミングでMeraki MXにEnterprise Agentのインストールが開始となりますので、実際に試験が開始となるまでは数分必要となります。

Meraki MXにThousandEyes Enterprise Agentのインストールが完了すると、監視対象ネットワークとして選択したMXが表示されます。

ThousandEyesで確認
ThousandEyesへログインし、Meraki Dashboardから正しく設定が投入されているのかを確認します。
「Network & App Synthetics > Agent Settings」へ移動します。
Meraki MXがEnterprise Agentとして自動登録されていることを確認します。

次にテスト設定を確認します。
「Network & App Synthetics > Test Settings」へ移動します。
Merakiから作成されたてすとはLabelsとしてmerakiが設定されます。

Defaultでテスト間隔が5分と設定されますので、必要に応じて設定を変更します。
これ以外にも要件に応じて設定を調整します。

これで、テスト設定は完了です。
ここからテスト結果が表示されるまで2時間程度待ちます。
Meraki DashboardでThousandEyesテストの確認
「アシュアランス > アナリティクス > 概要」へ移動します。
アプリケーション欄にて設定したテストの結果が表示されていることが確認できます。
偶然にもOffice365でスコアが下がっていましたので合わせて確認してみます。

インターネット、アプリケーションそれぞれでテスト結果の表示が可能です。
インターネットはテスト対象としてのIP Reachability、アプリケーションはHTTP(S)のサービスレレベルの確認が可能となります。

インターネットを見てみると、パケット損失、遅延ともに問題がないことが確認できます。

次にアプリケーションの確認を行います。
Response Timeとして9:10位から応答がないことが確認されます。
利用可否に関しては、MX配下の実クライアントのトラフィックを元に表示されます。
この期間に関しては実トラフィックが存在しなかったため表示されていません。

上記の通り、Meraki MX内のThousandEyes Enterprise Agentを使ってMeraki Dashboardにて簡易的に試験結果の確認を行うことが確認できました。
ThousandEyesからの確認
Meraki Dashboardから見たOffice365へのテストのエラーに関してみていきます。
「Network & App Synthetics > Views」へ移動します。
Meraki Dashboardでのエラー表示と同様にThousandEyes側でも該当時間でエラーとなっていることが確認できます。

Response Timeを確認してみます。
SSLにてタイムアウトとなっていることが確認されました。

この試験環境のみで発生したエラーである可能性もあるため、別のEnterprise Agentでも同様にエラーとなっていることも確認されました。

まとめ
Meraki MXとThousandEyesの連携に関してを一通り簡単にまとめてみました。
さすがMerakiということで、数クリックで連携が完了しテストの開始まで行えるようになるのは素晴らしいと思います。
しかし、Meraki Dashboardからのウィザードで設定できる内容は基本的なものに留まるためテストのチューニングにおいてはThousandEyes側で行う必要があることは注意が必要です。