今回はCatalyst Centerにデバイスを登録する手順をまとめたいと思います。
デバイスクレデンシャルの作成
まずは、Catalyst Centerと管理対象デバイス間の接続および通信を行うためのクレデンシャル情報の登録を行います。
Catalyst Centerと各デバイス間は、SSH、SNMP、Netconf等を使って通信を行うためその情報を予めCatalyst Centerに設定しておく必要があります。
「設計 > ネットワーク設定」へ移動します。
「デバイスレデンシャル」をクリックします。
「認証情報の管理」をクリックし、「追加 > CLI」をクリックします。
Catalyst Centerが管理対象デバイスに対してSSHでアクセスするための情報を入力します。
SSHでアクセスするユーザ名、パスワード、Enableになるためのパスワードを入力します。
次にSNMPの読み取り用Communityの登録を行います。
デバイスの登録
次に実際にデバイスの登録を行なっていきます。
予め登録されるデバイスには
・Catalysy CenterまでのIP Reachbility
・SSHでリモートからアクセス可能にする設定
・SNMP ROのコミュニティ名
・netconf-yang
の設定を行なっていることが前提となります。
デバイスの登録はバルクで一気に複数台の登録も可能ですが、今回は1台のみ登録を行ってみます。
「プロビジョニング > インベントリ」へ移動します。
「デバイスの追加」をクリックします。
次にクレデンシャル情報の設定を行います。
先ほど作成したSSH(CLI)、SNMP(RO)の情報を選択します。
ここでは先の手順で予め設定しておいたクレデンシャル情報を選択していますが、デバイス設定が一台一台異なる場合にはここで手入力を行うことも可能です。
また、NetconfとしてPing番号830を入力します。
暫くするとデバイスのMACアドレスの情報が表示されるようになります。
デバイスの詳細を表示してみます。
「Reachable」、「Managed」とステータスがグリーンになり、インターフェースステータス等情報が入手できていることを確認します。
デバイスをサイトに割り当てる
次にデバイスを先に作成ているサイトに割り当てる設定を行います。
該当のデバイスにチェックボタンをクリックし、「アクション > プロビジョニング > デバイスをサイトに割り当てる」を選択します。
「サイトを追加」から該当のサイトを選択します。
正しいサイトが選択されているのかを確認します。
設定情報の確認を行います。
「今すぐ」を選択し、割り当てを行います。