Microsoft 365 開発者プログラムを継続して利用する方法

Meraki Access Managerの登場によりEntra IDの試験環境が必要となることが少しずつ増えてきました。

自腹でEntraの契約を行うほど金銭的な余裕もないですし、検証目的のため利用頻度もそれほど多くはありません。

Microsoft社はそんなユーザに対して無償の開発者向け環境を無償で提供しており、検証目的としては十分な環境を使うことができます。

このプログラムは90日限定と表記されていますが、一定の条件をクリアすると無期限(?)に継続して利用が可能となるため、今回の記事ではその条件をクリアする方法をまとめておきます。

この記事に記載する内容は私の経験上でのまとめとなりますので、これ以外の方法でもクリアになる場合があります。

 

MS 365 開発者環境の申請方法に関してはこの記事では触れませんがインターネットを検索すればたくさん出てきますのでそちらを参照してください。

Microsoft 365 Developer Program Dashboardへアクセスする

まずはプログラムの残存期間を確認します。

Dashboard - Microsoft 365 Dev Center

ここでログインするユーザはプログラム申請時に利用したユーザID(メールアドレス)になります。

私の環境では残り63日となっています。

条件1:Graph APIを利用する

定期的な開発環境の利用というのが前提となっていますので、Graph APIを定期的に使うことにしました。

この条件はAccess Managerから定期的にユーザ情報を同期させることで満たせそうです。

candm-network.hatenadiary.jp

条件2:ユーザを追加する

新たにユーザを追加しE5ライセンスを割り当てます。

Microsoft Entra管理センターへアクセスします。
ここで利用するのは、開発プログラムで作成されたAdministratorのUserIDとなるので注意してください。

Microsoft Entra admin center

E5ライセンスの割り当てはMS365管理センターにて行います。

https://admin.cloud.microsoft/#/homepage

条件3:Appを利用する

幾つかのMS365アプリを利用します。

私はOutlookとTeamsを利用することとしました。

Outlookに関しては、実在するメールへ適当なメールを送信しました。

Teamsは、条件2で作成したユーザに対してチャットを送信しました。

まとめ

私が行った作業としてはこれだけです。
1回目の更新は無事に行われ2回目は上記の通り63日後ということになります。
上記の条件を行ったからと言って残り日数のカウンタが止まるわけではなく、どこかのタイミングでまた90日に戻ることになるのだと思います。

ちなみに90日を過ぎた場合はこの環境は一旦ReadOnly状態となり、30日経過後にシャットダウンという流れになると思います。

万が一ReadOnly状態になってしまったとしても上記条件を行うことによって一週間程度で復活するので心配は不要です。