Meraki Catalyst Switchアップリンク設定(IOS-XE 17.18)

前回はIOS-XE 17.15 Cloud Config Modeにおけるアップリンク冗長構成の挙動に関してまとめました。

candm-network.hatenadiary.jp

2026年4月現在の最新のIOS-XEのVersionは17.18となっており、17.18では少し挙動が異なるので独立した記事としてまとめておきます。

検証構成

検証を行った構成は前回と同様です。
詳細は前回の記事を参照してください。

障害時のアップリンク表示を改善させるStatic Routeを入れた状態で検証を行います。

優先アップリンク障害時

VLAN11の切断を行います。

暫くすると管理IPがVLAN12である192.168.12.2になっていることが確認できます。
17.15と異なりステータスが警告とならず正常のグリーンのままとなっています。

正しくアップリンクのマーキングがGigabit1/0/2(VLAN12)にて行われています。

優先アップリンクの復旧

優先アップリンクを復旧させます。

Networkが復旧になったとしても管理IPが元のVLAN11である192.168.11.2に戻ることはありません。

Portの詳細を確認します。
優先アップリンクであるGigabit1/0/1はUpとして表示されていますが、Meraki CloudへのアップリンクのマーキングはGigabit1/0/2のままになっています。

優先アップリンクであるGigabit1/0/1(VLAN11)に戻すには、ページ下部にある「Recheck Uplinks」で「実行」をクリックします。

暫くすると、アップリンクのマーキングがGigabit1/0/1に戻ることが確認できます。

管理IPも192.168.11.2に戻っていることを確認します。

これによりIOS-XE 17.18においては障害が復旧しても元の優先アップリンクには戻らない、いわゆるFailback機能は動作しないということになります。

優先アップリンクに戻したい場合は手動で戻す必要があります。

Failback機能を有効にする

IOS-XE 17.15と同様にFailback機能を有効にするには「スイッチ設定」から「Management Connectivity」の「Automatically failback to preffered uplink when available」を有効にします。

これにより優先アップリンク復旧時に自動で切り戻る動作を行います。

まとめ

IOS-XE 17.15では良くも悪くも優先アップリンクが復旧すると、自動で切り戻る(Failback)動作を行っていました。
17.18では自動・手動での切り戻しが可能となりましたので好みに応じて設定していただければと思います。