Meraki MRでAPの交換設定手順

Merakiは全てDashboardを介して設定が行われます。
無線アクセスポイントであるMRの設定も例外では無くDashboardを介して行うのですが、今回はMRが故障してしまった場合に、新しいMRへと交換を行う手順をまとめておきたいと思います。

交換するMRをLANに接続する

交換するMRをLANに接続します。
新品のMRであれば問題はありませんが、一度でも使用した形跡のあるMRを使う場合は、このタイミングで初期化を行うことを強くお勧めします。
LAN RJ45コネクタの隣にある小さな穴を10秒以上押し続けることによって工場出荷状態に戻すことができます。

 

リプレースするMRをインベントリに登録

オーガナイゼーション > 設定 > インベントリ」を選択します。「申請」から交換するMRを追加します。
シリアル番号を記入し「申請」をクリックします。

MRをNetworkに追加する。

ワイヤレス > 監視 > アクセスポイント」を選択します。

「+追加 アクセスポイント」をクリックします。

先に登録したMRを選択し「バイスの追加」をクリックします。

RFプロファイルの紐付けを行う

ワイヤレス > 設定 > 電波設定」を選択します。
先ほど登録したMRのMACアドレスがリストに表示され、意図したRFプロファイルが紐付いているか確認します。
もし別のRFプロファイルを紐付けたい場合は別途設定を行います。

また、各周波数帯においてチャネルを固定している場合はその設定も行います。

Access Pointの設定を行う

アクセスポイントのリストから該当のMRをクリックします。
新しいMRの、名前、アドレス、タグ等の設定を行います。

撤去するMRの設定の削除を行う

ワイヤレス > 監視 > アクセスポイント」を選択しアクセスポイントの一覧から撤去するMRをNetworkから削除します。
編集 > ネットワークから削除」でMRを削除します。

インベントリからMRを削除する

オーガナイゼーション > 設定 > インベントリ」から該当のMRをインベントリから削除します。

該当のMACアドレスを選択し、「申請解除」をクリックします。

オプション : フロアプランにMRを配置

フロアプランの設定をしている場合は交換したMRの再配置を行うことを忘れない様にしてください。

ネットワーク全体 > 監視 > マップ&フロアプラン」から設定を行います。

まとめ

無線アクセスポイントは他の機器と違って多くの台数を展開することが多く、他の機器と比べてもハードウェア障害が発生する可能性も高いと思います。
一度手順を覚えてしまえば特に難しいところは無いのですがもし手順に悩んだ場合はこのまとめを有効に使っていただけると嬉しいです。