Meraki MRでAPを限定してSSIDを有効化する方法

企業において来訪者に対しゲストWi-Fiを提供することは一般的になってきたと思います。
ゲストWi-Fiで設定されるSSIDは社員用に使われているSSIDとは分けて使われるのですが、オフィス全域でゲストWi-Fiを有効にするのでは無く、ロビーや一部会議室に限定のみで提供される様な設定を望まれる場合もあります。

今回はMeraki MRで設定されるSSIDを一部のAPのみに限定する方法をまとめてきます。

Access Pointにタグの設定行う

ゲスト用SSIDを有効にしたいMRに対してタグの設定を行います。
ワイヤレス > 監視 > アクセスポイント」でMRの一覧を表示させます。タグを付与したいMRに選択しアクセスポイントの詳細を表示します。
今回は「Test-AP」とタグ設定をこなうことにし保存します。

SSIDにタグをマッピング

SSIDに対して先に設定したタグの紐付けを行います。
ワイヤレス > 設定 > SSIDの稼働設定」で該当のSSIDを選択します。
AP毎の公開設定」から「次のタグを持つAPでのみ有効」を選択します。
「Test-AP」を追加し、設定を保存して設定は完了です。

まとめ

今回の様な設定に限らずMerakiの設定においてはタグの活用はとても重要となります。
また別の機会でMerakiのタグの有効的な使い方をまとめたいと思います。