Meraki MX Advanced SecurityとSD-WAN+ライセンスでのThousandEyesエージェントの機能の違い

本日はMeraki MXのライセンスの違いによるMX内にThousandEyesのエージェントをインストールする際の機能の違いについてまとめておきます。

MXライセンスによるThousandEyesの機能差異

まずはMeraki Documentationから機能の違いを確認してみます。

documentation.meraki.com

今回の検証で比較したのはAdvanced SecurityとSD-WAN+となります。
この2つのライセンスにおけるThousandEyes機能の違いとしては、
・Test Templates
・Free ThousandEyes Tests
の2点となります。

2点目の"Free ThousandEyes Tests"に関してはSD-WAN+ライセンスにThousandEysの評価用ライセンスが含まれるということなのでシンプルなのですが、"Test Templates"に関しては少し分かりにくいのでこの点を中心に解説します。

1. Advanced SecurityではMeraki Dashboardからテスト設定ができない

過去の記事でMeraki DashboardからThousandEyesエージェントのインストール、セットアップ方法をまとめました。

candm-network.hatenadiary.jp

SD-WAN+ではThousandEyesセットアップ時にウィザード内でThousandEyesのテスト設定も可能になっています。

詳細な手順は過去記事を参考にしていただきたいのですが、ウィザード内の「アプリケーション選択」、「モニタリング設定」が該当します。

一方でAdvance SecurityでThousandEyesエージェントのセットアップを行うと、それらが含まれないことが分かります。

 

Meraki Documentationに書かれている「Test Templates」というのは、Meraki DashboardからThousandEyesのテスト設定が出来るか否かということで、Advanced Securityライセンスに関しては、ThousandEyesのテスト設定はThousandEyes側で行う必要があることが確認できました。

2.ThousandEyesの試験結果もMeraki Dashboard上で確認出来ない。

SD-WAN+においては、MX内のThousandEyesエージェントで行ったテストの結果を簡易的に表示することができます。

SD-WAN+は「アシュアランス > アナリティクス > 概要」から最下部の「アプリケーション」から試験結果の確認が可能になっています。

一方でAdvanced Securityライセンスにおいてはこの「アプリケーション」の項目が存在しません。

Advanced SecurityではMeraki Dashboard上からは試験結果の確認は行えないということになります。

まとめ

Advanced securityライセンスにおいては、Meraki Dashboard上ではエージェントのインストールは可能ではあるが、その後のテストの設定およびテスト結果の確認は行えないことが確認出来ました。

ThousandEyesの試験結果に関しては全てThousandEyesのDashboard上で確認することに問題が無い場合にはAdvanced Securityライセンスにおいても十分に使えることが確認出来ました。