Merakiを大規模展開する上でのDashboardへの登録最大数をまとめておきます。
Organizationへの最大登録デバイス数
Organizationに登録できるデバイス数の上限は25,000台となります。
この数値は目安であり、これ以上登録した場合にDashboardのパフォーマンスが悪くなる場合があります。
Meraki Document上では20,000台を超える場合にはOrganizationを分けるべきとも書かれています。
Organizationの最大Network設定数
Organization内に設定できるNetwork最大数は20,000となります。
この数値も目安であり、これ以上設定した場合はDashboardのパフォーマンスが悪くなる場合があります。
実際には20,000のNetworkを1つのOrganizationで管理するのは大変なので、例えば日本全国多くの拠点を展開する場合はエリア毎にOrganizationを分けるか県名を五十音順に並べて均等な所で分けるようなデザインもありだと思います。
Meraki Document上では2,000 〜 5,000単位で分けるべきとも書かれています。
Network内に登録可能なデバイス数
一つのNetworkの中に登録できるデバイスの最大数は1,000台となります。
この数値は上記2つの目安ではなく、本当の制限値となります。
１つの拠点で1,000台以上のデバイスを展開する必要がある場合にはNetworkを分けての設定を行う必要があります。
大学のキャンパスや工場等、広大な敷地に展開を検討している場合には、建屋単位でNetworkの設定を行うのも良いかもしれません。
まとめ
MerakiにおけるOrganizationやNetworkの設定最大値をまとめました。
これほど大規模な展開をするケースはそれほど多くないと思いますが、逆に考えると一般的な企業における展開においてはこれらの制限値に引っかかることが無いとも言えるかもしれません。
また、別の記事でOrganizationを分ける必要が出た場合の懸念点もまとめておきたいと思います。
