前回の記事ではRaspberry PiにRaspberry Pi OSをインストールし初期セットアップを行うことを行いました。
しかしそれだけではただのLinux OSが動作しているだけとなりますので、自宅検証用サーバーとして使い勝手を良くするためにFTP Serverのインストールを行いたいます。
vsftpdのインストール
FTPデーモンとして今回はvsftpdをインストールします。vsftpdはVery Secure FTP Daemonという意味のようです。
sudo apt-get install vsftpd
でvsftpdをインストールします。
sudo systemctl enable vsftpd
でOS起動時にFTPdも自動起動するようにします。
設定ファイルを編集
vsftpdの設定ファイルを編集します。
私は以下の内容を有効にしました。
sudo vi /etc/vsftpd.conf
で編集を開始します。
allow_writeable_chroot=YES
local_enable=YES
write_enable=YES
local_umask=022
chroot_local_user=YES
vsftpd.conの設定は複雑で今回はRaspberry Pi OS上のUserID/Passwordを使ってFTPでの接続、Put/Getができるようにしました。FTPのRoot Dicrecoryは認証で使ったUserIDのRoot Directoryになります。
service vsftpd start
でサービスを起動します。
以上でインストール作業は完了です。