今回はAPIって何だかさっぱりわからないし、スクリプトなんて絶対に無理という人にAPIの第一歩としてMerakiのDashboard HUBを使ってAPIを試してみたいと思います。
そもそもAPIってなんだ?
今回は初心者向けの解説なので超簡単にまとめたいと思います。
MerakiのDashboard APIはREST APIというものを使っています。
これは、HTTPのURLに情報の取得(もしくは設定)に必要な情報を埋め込んでアクセスするというものです。
MerakiでのDashboard APIは
https://api.meraki.com/api/v1
をBASE URLとしこの後ろに必要な情報を付け加えるのみとなります。
例えばOrganizationの情報を取得するには、
https://api.meraki.com/api/v1/organizations
というURLをHTTPSのGETメソッドとしてアクセスすれば必要な情報がこのHTTPSセッションにて帰ってくるということです。
少し細かなことを言うと、上記のURLにアクセスしてどうして自分のOrganizationの情報が帰ってくるかと言うと、秘密の合言葉であるAPIキーを利用することになります。
APIキーに関しては前回の記事を参考にしてください。
実際にOrganizationの情報をAPIを使って取得してみる
これだけの情報でAPI使え!と言われても初心者にはとても難しいと思います。
Merakiでは開発者用のAPI情報が公開されており、そのサイトを利用することで簡単にAPIの動作確認を行うことができます。
上記のOrganizationの一覧を取得することを試してみます。
Developerサイトにアクセスします。
このサイトにアクセスするためにユーザ登録等は必要ありません。
「Get Organizations」APIに関する詳細な情報を確認することができます。
REST APIの生成に必要なURLの情報やResponseとしてられる情報について書かれています。
実際にAPIを使って情報を取得します。
「Configuration」ボタンをクリックしてAPIキーを設定します。
Saveをした後、Runを行います。
そうすると「Response:200 OK」となり、Organizationの一覧および詳細な情報が表示されていることが確認できたと思います。
まとめ
APIって難しそうですがやっていることは決められたURLを作成して送信しているだけです。プログラミングに関しては自分で勉強してやってみるしかないのですが、まずはその第一歩としてこのようなツールを使ってみるのが良いと思います。