Meraki MVの画像をAppleTVで表示去ることができるMeraki Displayアプリがリリースになりました。
これまではMVの画像を見るためには、Dashboardへwebブラウザでログインするか、Meraki Dashboard上からダウンロードできる、Meraki Visionアプリを使うしかありませんでしたが、AppleTVが使えるようになったことで、TVやモニタ上に大画面で表示できるようになりました。
AppleTV対応機種
Merakiのドキュメントでは最新のAppleTVを推奨と書かれており、AppleTV 4Kの第二世代と第三世代が書かれています。
私が所有しているAppleTV 4Kの第一世代でも特に問題なく利用出来ましたので古いAppleTVを使っていても諦めずにインストールして使ってみることをお勧めします。
インストール方法
AppleTVの他のアプリと同様にApp StoreからMeraki Displayアプリをダウンロードしインストールを行います。
ビデオウォールの設定
Meraki Displayはビデオウォールの機能を利用します。
アプリを起動する前にその設定を終了しておく必要があります。
「カメラ > 監視 > ビデオウォール」からレイアウト等設定します。
アプリの起動
Meraki Dashboardへのログインと同様にUserID、Passwordを入力します。
また多要素認証ももちろん必須です。
Camera-only AdminのアカウントでももちろんOKです。
ログイン完了後、Networkおよびビデオウォールの設定を選択していきます。
そうするとMVからの画像が流れ始めます。
機能としては以上となります。
Meraki Visionアプリでは過去に遡ったりMotion Searchによる検索ができるのですが、Meraki Displayはライブ画像のみ表示されるようです。
ただ、ライブとは言っても10秒程度のディレイは発生しますので、リアルタイム性が問われる用途では利用出来ないので注意が必要です。
ライセンス
Meraki Displayをインストールしてから30日のトライアルが可能であるとMerakiのドキュメントには書かれています。
実際に私が実機にて確認してみたところ、残期間は27日と表示されています。
このトライアル期間が終了してしまうとMeraki Monitorの機能は使えなくなりますので、他のMerakiデバイスと同様にライセンスを購入しDashboard上にインストールする必要があります。
また、Meraki DisplayはCo-Termモードでのみサポートされており、PDLではトライアル期間後は利用不可となることも注意となります。