今回はMerakiのスマートカメラソリューションであるMVについてまとめたいと思います。
Meraki MVは撮影した画像を解析し映っている物が人もしくは車両を自動でカウントする機能を持っています。
DefaultでMVをDashboard登録した瞬間からカウントを開始するのですが、MVで撮影している画角の全てでカウントを開始します。
しかし実際の利用ケースで考えると、撮影されている中の一部のエリアに限定してカウントを行いたいという利用用途があると思います。
そのようなケースな場合はゾーンの設定を行うことで対応が可能です。
ゾーンの設定
「カメラ > 監視 > カメラ」からMVの一覧を表示させゾーン設定を行いたいMVを選択します。
「設定 > ゾーン」をクリックします。
「新規ゾーン」をクリックします。
オブジェクトを検知したい範囲を設定し、このゾーンの名前を作成し「変更」で作成完了です。
ゾーンで検知したオブジェクト数の確認
「アナリティクス」を選択し、MVが検知したオブジェクト数を表示させます。
最初はフレーム全体が表示され、MVで撮影した全てのオブジェクト数が表示されます。
先に作成したゾーンに切り替えます。
これにより、MV全体では5655でカウントされているオブジェクトですが、作成したゾーンの範囲に限定すると1225であることが分かったと思います。
まとめ
MVカメラは例えば小売業等にて来店者のカウントや動線の確認を行いたいために導入されるケースが多くあります。
防犯用途としては広角で設定は行いたいが、動線分析の観点ではカウントするエリアを限定するという使い方が可能になると思います。