Meraki MXが故障してしまい、良品と交換する必要が出てきた場合の交換手順をまとめておきます。
今回も相変わらずのMerakiの簡単さということでサクッとまとめていきます。
1. 交換するデバイスのシリアルを追加する
「オーガナイゼーション > 設定 > インベントリ」へ移動します。
「申請」をクリックしてシリアルを追加します。
2. NetworkからMXを削除する
「セキュリティ&SD-WAN > 監視 > アプライアンス」へ移動します。
画面一番下の「ネットワークからアプライアンスを削除」をクリックします。
削除するシリアル番号を確認し、「削除」をクリックします。
3.交換するMXをNetworkに登録する
次に交換する新しいMXをNetworkに登録します。
「ネットワーク全体 > 設定 > デバイスの追加」へ移動します。
追加したい新しいMXを選択して「追加」を行います。
4. 新しいMXにケーブルを挿し直す
撤去するMXからUTPを抜き新しいMXへ挿し直してしばらく待ちます。
「セキュリティ&SD-WAN > 監視 > アプライアンス」へ移動します。
ステータスがグリーンとなり、設定も元通りになっていることが確認できれば作業は完了です。
5. まとめ
流石ににMerakiで作業は簡単です。
これまでのCiscoの機器達であれば、Software Versionの確認を行い、交換元のコンフィグをバックアップして、交換先の機器へコピーするという必要があります。
万が一コンフィグのバックアップをとっていない状態で、機器が全く動作しなくなってコンフィグの吸い上げができない状態になってしまったら目も当てられません。
そんな煩わしさが一切ないMerakiの機器交換は素晴らしいと思います。