超速報です。
日本時間2023年6月29日から日本国内にてWi-Fi6E対応AP(MR57、CW916x)シリーズで6GHzのサポートが開始になりました。
6GHzサポートに必要なFirmware
2023年6月29日において6GHzに対応するにはベータバージョンであるMR 30.2が必要となります。
企業において安定稼働を望まれる場合は安定バージョンのMR 29.5.1の利用をお勧めします。
MR 30.2にVersion Upし6GHzを有効にする
早速MR 30.2にVersion Upを行い、6GHzを有効にしてみました。
「ワイヤレス > 設定 > 電波設定 > RFプロファイル」へ移動し、利用している屋内用RFプロファイルの編集を行います。
これまではなかった6GHzの設定が現れていると思いますので有効(Enable)にします。
Dual 5Gに対応したMR57、CW9166は5GHzで使うか、6GHzで使うかを選択します。
今回はもちろん6GHzで設定です。
実際は今日現在は6GHzに対応したクライアントは多くは存在しないので5GHzで設定するケースが多そうです。
オプションの設定となりますが、チャネル幅の手動設定が可能となります。
5GHzにおいては最大80MHzまでとなっていましたが、6GHzにおいては8チャネルを束ねる160MHzの設定が可能なようです。
これもオプションの設定となりますが、「ワイヤレス > 設定 > 電波設定 > 概要」へ移動し、6GHzで利用するチャネルの手動設定が可能です。
バンドを6GHzでフィルタリングを行いチャネルをクリックし手動設定を行います。
流石に話題の6GHzです。
日本においては24chの中から設定が可能です。
40MHz幅にしても12chで、80MHzにしても6chもチャネルのオーバーラップが無い状態で設定可能となります。
APの状態の確認
「ワイヤレス > 監視 > アクセスポイント」へ移動し、該当のAPの詳細を確認します。
電波設定にて6GHzの出力が行えていることが確認できます。
Channel Utilizationにおいても6GHzの表示がされます。
まとめ
きっとこの設定で6GHzの電波が送信されていると思います。
と言うのも我が家には残念ながら6GHzに対応した端末が存在しないのです。。
直近では作業用PCの交換を予定していますし、多分秋にはiPhone16も買う予定なので少しずつ6GHz対応端末が増えていく予定です。