Meraki MX、MS、MRの主流三兄弟(?)とは異なり少しマイナー(?)なZシリーズの最新モデルがリリースとなりました。
Meraki Zシリーズは言ってみればMXを小型にし安価に提供しているモデルで、テレワーカーゲートウェイ用途として販売されています。
Meraki Z4シリーズは他のラインアップとは異なりブラックの筐体となっており、少しかっこいい カラーリングになっています(実物見たことないのですが)。
Meraki Z4のスペック
これまでは前モデルとしてZ3が販売されていました。
Z3とZ4の代表的なスペックを記載しておきます。
Z4 | Z3 | |
Stateful Firewall Throughput | 500Mbps | 100Mbps |
Maximum VPN Throughput | 250Mbps | 50Mbps |
PoE | 1 x 802.3at | 1 x 802.3af |
Wifi | Wifi 6 | Wifi 5 |
Size | 173.4mm x 112mm x 26.3mm | 184.2 x 123 x 28 mm |
Performanceとしては単純に5倍の性能を発揮するようです。
Wifiは今となっては古い規格のWiFi5から6へ、PoEも802.3atに対応し性能として不満になることは無さそうです。
筐体のサイズは数値では一回り大きくなっていますが、誤差の範囲でしょう。
まとめ
Meraki ZシリーズはMXのミニ版として位置付けられますが上記のスペックを見てみると、既存でMX64を使われている場合はその後継機種としても位置付けられるかもしれません。
ただしMerakiとして想定している端末数は5台程度とスモールオフィスでの用途に限られるので注意が必要です。